目黒区内の豪雨対策は大丈夫か

広島市の土砂災害は、73人が亡くなるなど(うち1名が行方不明)、深刻な被害をもたらしました。8月半ば以降、地球環境の温暖化などが背景となり、異常気象の発生が増えています。それでなくても山地が多い日本は各地にガケ崩れなどの危険箇所があります。目黒区ではどのような対策が取られているでしょうか。

区内20の警戒箇所

目黒区内の土砂災害の警戒箇所として、大橋、青葉台、東山、中目黒、大岡山など20か所を指定しています。(25年度目黒地域防災計画)
指定している所は、傾斜度が30度以上、5m以上の急傾斜地で、崩壊した場合に人家や公共施設等に被害が生じるおそれがある所です。

都市型水害が多発

近年激しい豪雨による水害では、八雲1・2丁目、都立大駅周辺でも、地下に水がたまるなど浸水の被害がありました。23区内の住宅地でも水没した地下室に閉じ込められ犠牲になった人もいます。

下水道対策を!

目黒区内は全域50ミリ対応となっていますが、近年100ミリを超える集中豪雨が発生し、低地で浸水被害が起こっています。こうした被害を少なくするため、目黒区は上目黒の蛇崩川幹線と、八雲の呑川幹線を新たに一時間当たり75ミリ降雨対応の施設整備をすることになりました。今後、区内関係者や都を交えた対策会議がはじまります。

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