原水爆禁止2012年世界大会に参加しました

8月4日から広島で行われた原水爆禁止2012年世界大会に、目黒代表団の一員として初めて参加させていただきました。

開会総会の宣言で、「核兵器は人類と文明に対する犯罪である。人間として死ぬことも人間として生きることも許されなかったヒロシマとナガサキの惨状」と、厳しい言葉で核兵器を糾弾しているのが印象に残りました。各国の政府代表も発言し、マレーシア政府代表は、「核兵器の完全廃絶が、戦争防止と世界平和と安全促進に不可欠であり、核兵器による大量虐殺を阻止する最善の保障だ」と述べました。いま核兵器の廃絶に向けて、国連や世界各国との共同と連帯が着実に前進しています。その原動力として、わたしたちが行っている草の根の平和運動が大きな力を発揮していることを知りました。

 8月5日は、さまざまな分科会が催されている中で、「核兵器と原発」というテーマの分科会に参加しました。新潟大学名誉教授の立石雅昭さんの「地震と原発」の講義では、活断層の上にある原発がいかに危険かという話でした。新たな断層が次々と見つかっている中、原発再稼動はあまりに危険だと話していました。日大准教授の野口邦和氏の「福島原発事故と放射能」の講義では放射線の人体に与える影響の講義でした。放射線の安全の最低基準というものが科学的に証明できない以上、徹底的に除染するのは行政の重大な責任だと話していました。わたしたち日本人は、ヒロシマ、ナガサキを経験し、今またフクシマによって核の被害を受けました。わたしはこの分科会に参加して、人体に甚大な被害を及ぼし、制御不可能な核による被害を二度と繰り返してはならないと改めて強く思いました。

(分科会「核兵器と原発」 のようす)8月6日は、早朝から平和記念公園の平和祈念式典に参加し8時15分に黙祷をささげました。式典のあいさつで野田首相が「脱原発依存の基本方針の下、中長期的に国民が安心できるエネルギー構成の確立を目指す」といいました。首相官邸前の反原発集会など大きな広がりを見せる市民の反対の声を押し切り、大飯原発再稼動はあまりに無責任です。本当に被爆者の気持ちや国民の声を理解しているのかといいたくなります。その後平和公園内を回り、さまざまな記念碑や慰霊碑に平和の祈りをささげました。峠三吉の詩碑がずっと心に残りました。

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ちちをかえせ ははをかえせ

としよりをかえせ

こどもをかえせ

わたしをかえせ わたしにつながる

にんげんをかえせ

にんげんの にんげんのよのあるかぎり

くずれぬへいわを へいわをかえせ
(峠三吉「原爆詩集」)
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原爆に対するもっとも根源的で、もっとも普遍的な怒りの言葉です。
この言葉を原点に、核のない平和な世界をつくるために、さまざまな平和運動と連帯してがんばっていきたいと思います。

 

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