東日本大震災 【気仙沼・女川町】 ボランティア活動にいきました

【気仙沼・女川町で支援活動を行いました】

日本共産党目黒区議団と松嶋祐一郎事務所は、7月30(土)~8月1日(月)の日程で、気仙沼、女川町へのボランティアに行きました。6月の石巻市でのボランティアに続き、2度目です。目黒全体で20代から60代まで総勢27名が参加。わたしたちが呼びかけて、地域のみなさまから寄せられた支援物資と、集めた募金で購入した野菜を届けてきました。

【仮設住宅で物資の供給】

30日早朝、気仙沼に到着し、現地の仮設住宅へ向かいました。被災から4ヶ月以上経ち、現地の支援体制は、泥だしやがれき処理などから、生活相談やきめ細かい要望を聞き、それを行政につなげていくような支援に切り替わってきています。わたしたちは、現地の共産党スタッフとともに、仮設住宅で不自由な生活をされている方々に、お米や野菜、生活用品などの物資をお届けし、さらに生活困りごと相談会なども同時に行いました。

【被災者からの切実な声】

会場には100人を越える被災者の方が駆けつけました。ボランティアを通じて被災者の方々と交流し、共産党にいろんな声が寄せられました。
「津波で全部流された。一からやり直しだ。早く国が助けてほしい。」
「仮設にクーラーがあっても、電気代がかかるから使えない」
「せっかく支援物資で持ってきてくれた大きな食器。ほしいが置く場所がない。仮設は狭くて大変」
「共産党とか、いろんな団体が支援物資をもってきてくれて、本当に助かる。ありがとう。でもこうして支援物資の列に並んでいると、自分が物乞いになった気がしてすごく悲しい。悔しい・・」
涙を流さんばかりに話していたおばあさんの言葉が胸にしみました。現地の被災者のリアルな気持ち、悲しみに触れた気がしました。

【国は被災者の生活再建のために力を尽くせ

被災者は、避難所から仮設住宅に移るとお金がかかります。国から援助金が届いたは良いが、食材や光熱水費も全部自己負担。ここに、住宅ローンや車のローンなどが残っていればさらに大変です。しかも、今の制度だと2年で仮設住宅をでなければなりません。これではとても生活再建などできないと、地元の共産党市議のお話がありました。被災者の借金やローンを免除することや、仮設住宅の環境改善など、国にできることはたくさんあります。

【地盤沈下で大変だった気仙沼】

午後からは、共産党気仙沼市議の秋山さんとともに、気仙沼の被害状況の視察に行きました。気仙沼港では、地盤沈下がひどく、海の近くでは満ち潮になると道路が潮水で冠水する状態です。約70㎝も地盤沈下しているそうで、港の復旧には相当な労力が必要だと感じました。漁業も、漁船や漁師などが立ち直っても、水産加工工場がつぶされており、水揚げすることができない。産業としての復興にはまだまだ時間がかかるとのお話でした。
このような気仙沼の状況で、大規模な復興計画が進む中、国や自治体は、住民の声をきちんと聞き、これからどのような気仙沼を再建していくのかしっかりと議論する必要があります。

【女川原発の視察へ】

2日目は、女川町へボランティアに向かいました。女川町も津波で甚大な被害を受けました。現地の仮設住宅で、支援物資をお届けするボランティアを行ったあと、女川町議、高野博さんから女川原発についてのお話を聞きました。13メートルの大津波に襲われた女川原発は、原子炉地下に1900トンの海水が流れ込み、5つの電源のうち4つが失われ、首の皮一枚でメルトダウンを免れたのでした。女川町は、女川原発からの交付金で潤っていた町です。高野町議は、そんな原発の町女川で、少数派ながら原発反対の立場で40年、奮闘してきた方です。女川原発建設反対運動から町議になり、その後、住民のくらしと安全を守るために議会で原発の安全対策を指摘し続けました。今回の大津波で、女川原発がメルトダウンに至らなかったのは、高野町議が40年に渡り女川原発の安全対策を、議会で質問し続け、安全対策を怠らせなかったことが大きかったと思います。現に、高野さんは東北電力からも感謝されているとおっしゃっていました。住民のくらしといのちを守るために、共産党の高野町議の果たした役割は大変大きなもので、本当に尊敬しました。

(女川原発)

【復旧復興は政治の責任で】

今回、支援活動に参加し、ボランティアを通じて住民の声を聞き、復旧復興に何が必要かを知ることができました。同時に、ボランティアでできることの限界も感じました。地盤沈下した気仙沼も、被災地の膨大ながれきの撤去も、被災者のローンの問題も、仮設住宅の問題も、ボランティアではどうにもなりません。やはり、住民の切実な声を、自治体や国に届け、政治そのものを動かして行くことが大切だと感じました。

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東日本大震災 【気仙沼・女川町】 ボランティア活動にいきました” に対して1件のコメントがあります。

  1. 菜の花畑 より:

    初めまして。Twitterからの通りすがりです。

    「住民の切実な声を、自治体や国に届け、政治そのものを動かして行くことが大切だと感じました。」

    同感です。そして特にどう政治を動かすかと言う具体的展望を多くの国民が獲得する “適切な手助け” が大きな仕事になるかと思います。今はそれを模索している時期ではないでしょうか。

    その鍵は何なのでしょうか。政治的人間への志向に対するあらゆる攻撃に打ち勝つ事でしょうか? はたまた多様な情報媒体を上手く使い、正しい認識が持てる環境づくりをする事でしょうか? いやいや(認識面の)攻撃対策と情報だけでは何とも成らないのか。私なんぞは考えあぐねてしまいます。

  2. 高橋 靖明 より:

    いままでなかなか支援に行けなく、9月1~4日に石巻に入る予定です、女川高野町議のたった一人の40年の戦いそれもすごいですが、東北電力までいまは、高野さんに感謝をしている、これには感動です 

  3. 松嶋 祐一郎 より:

    菜の花畑様

    貴重なご意見ありがとうございます。わたしも、日々活動のなかで同じ疑問にさらされております。日本共産党の活動、とくに女川町議の高野さんの活動は、もっと国民に知っていただきたいし、福島原発についても日本共産党は福島県議会でずっと危険性を指摘してきました。こういう活動が正当に評価されない、議席に直結しないというのは、きちんと考察しなければと思います。マスコミや財界による反共宣伝とか、時代の流れ、と簡単に言い切っていいものかわかりません。わたしは、とにかく住民の声を聞く、住民要求に活動の原点があるので、草の根でがんばっていきたいと思っています。こういう地域でのがんばりこそが政治を変えていくのではないかと思います。

    高橋 靖明様

    わたしも9月5日から再度、石巻に支援に入ります。これで三度目です。
    女川町議の高野さんは、自宅が流されいまも避難所で生活をしていますが、地域の仮設住宅の世話をしたり、全国から来る震災ボランティアへのお世話をしたり、女川原発についてのレクチャーをしたり、本当に大変な活動を続けていらっしゃいます。草の根でがんばる共産党の地方議員の鏡のような方で、本当に尊敬しています。高橋様も石巻に入るとのことで、お体に気をつけてください。おたがいにボランティアがんばりましょう。

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