第二回定例会で一般質問を行いました

 6月18日の区議会第2回定例会でわたしは、区長に一般質問を行いました。その内容について報告します。 

保育園などの園外活動の安全確保を!

 ひとつめは、保育園などの通園や園外活動の安全確保についてです。 滋賀県大津市で保育園児の列に車が突っ込み、園児など16人が死傷する事故が発生しました。就学前の子どもが通う、保育園や幼稚園、学童保育クラブや児童館などの児童施設に対して、通園や園外活動などの安全対策を行うよう質問しました。
 区長は、危険個所の調査に乗り出すと答弁しました。

保育園無償化といいながら 給食費は徴収?

 ふたつめに、国の幼児教育、保育無償化における給食費の扱いについて質問しました。今年の10月から保育料無償化が実施され、幼稚園、保育所、認定子ども園等を利用する3歳から5歳の全ての子どもたちの利用料が無償化されます。しかし、国は給食費などを、無償化の対象外とするため、各自治体で給食費を別途徴収するのかどうかが大きな問題になっています。給食は子どもの成長発達を保障する保育の重要な役割を果たしており、本来無償にすべきです。 わたしは保育無償化に伴う、給食費の実費徴収はやめよと質問しました。
 区長は、「各区の状況や、保育園・幼稚園の状況を見て慎重に検討する」との答弁にとどまりました。

子どもの虐待防止につながる婦人保護事業を強化せよ!

 今年1月に、千葉県野田市で父親の暴力によって、小学3年の女児が死亡する虐待事件が起きました。野田市の事件では、父親の暴行を黙認したと、母親が傷害ほう助罪に問われていますが、この母親は、夫にDVを受けていたと報告されています。 女性への暴力根絶に取り組むNPO法人全国シェルターネットは、DV家庭には虐待あり、虐待の陰にはDVありと指摘し、女性と子どもを連動して守る支援が必要と指摘しています。 野田市の事件で、母親がもし婦人相談員とつながって、支援の手が差し伸べられていたら、幼い命が救えたかもしれません。わたしは、虐待死事件が発生した目黒区でも、こうした支援が必要と考え、区長に質問しました。

目黒区で配偶者暴力相談支援センターを設置せよ!

 わたしは、区長に配偶者暴力相談支援センターの設置せよと質問しました。配偶者暴力相談支援センターは、23区ですでに16か所設置されていますが、目黒区にはまだ設置がありません。一方で、人権政策課が実施している心の悩み何でも相談では、一昨年度DVの相談は358件もありました。こうした相談を深刻化させないためにも、配偶者暴力相談支援センターを目黒区にも設置すべきです。
 区長は、「設置については課題も多く渋谷にウィメンズプラザがあるため慎重に検討するが、関係所管との必要な連携強化は取り組んでいくと答弁しました。

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