どうなった?自由が丘の白日荘
自由が丘3丁目にある貴重な文化遺産である白日荘。その後、どうなったか心配されている区民は多いと思いますので報告します。
白日荘は、遺族から目黒区に寄付したい申し出がありましたが、目黒区は「整備にお金がかかる」などを理由に辞退。 区議会でわたしは受け取るべきと主張しましたが、自民、公明などが受け取らないことを決めてしまいました。その後、近隣住民を中心に「白日荘を大切に思う住民の会」が発足し、署名5千筆を集め、今年2月に区長に提出しました。住民の会の調査で、白日荘は東大安田講堂などを建築した岸田日出刀氏などが携わった建築物であることが判明しています。
6月16日に第9回の住民の会が開かれ、5月27日に、三菱地所レジデンスが買収し、同社の下で(株)オリジナルワークが設計すると公表されました。同社は6月5~6日に測量、樹木などの印付けを行い区に提出する予定です。その後設計を行うので、説明会は8~9月ごろになる見込みです。現存の建物を勝手に壊すことはしないと住民の会に説明があったそうです。わたしも今後の動向を注目し、新たな動きがあればみなさんに報告したいと思います。