今年4月の認可保育園の申し込み状況

 目黒区議会文教子ども委員会において、今年4月の認可保育園や小規模保育園などの入所申し込み状況の報告がありました。

【2020年4月待機児ゼロに向け】
 「4月に保育園に入りたい」働く保護者にとって切実な願いです。目黒区では保育園に入れない待機児は年々増え、2016年には299人、2017年には617人になりました。日本共産党区議団は、国公有地などを活用し認可保育園を整備するよう議会で何度も提案。また保護者のみなさんと一緒に、保育園をつくれとパレードに参加し、保護者の区との交渉にも参加してきました。
 こうした切実な声が広がる中で、目黒区は2017年9月「保育所の待機児解消に向けた新たな取組み方針」を決定。2020年の4月には待機児をゼロにするため取り組んでいくとしました。この間、認可保育園などの整備が進み、昨年(2018年)待機児は330人に減少しました。さらに、保育園整備を進める中で、今年の4月には1033人を超す定員の拡大が見込まれています。

【一次内定者は1650人】
 先日、保育園入所状況が発表されました。2319人が、認可保育園や小規模保育園などに入園を申し込み、現時点での一次申し込み内定者は1650人となっています。660人は決定していませんが、今後の調整(二次希望の所など)によって内定が決まり人数は変化していきます。
 2020年4月に待機児をゼロにするという計画ですが、今後、経済的な理由で働く人が増える、女性の社会進出の高まり、保育園の無償化等、保育園の需要は高まることが予想されます。
 また、区は、しばらくの間就学前の子どもが増加するだろうと予想しています。日本共産党は、引き続き保育園整備に向け取り組んでいきます。さらに、現在「保育の質」が問われていますが、未来を担う子どもたちの保育の質の向上、低賃金で働く保育士の労働条件改善に向け頑張っていきます。

保育所入所申し込み状況

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