危険!羽田国際空港の都心低空飛行計画は撤回を!

2020年東京オリンピックに向け、羽田国際空港から離発着する国際線の飛行機を増便するため、都心上空を飛行する計画が進められています。都民のいのちと暮らしを脅かす重大問題です。

【目黒区上空500〜600mを飛行する計画】

国土交通省が発表した計画によると、新たな飛行経路での離発着は毎時90回(南風時15時~17時、北風時7時~11時半、15時~19時)とされ、空港周辺の太田・品川・江東区に加え、港・新宿・目黒・渋谷の各区、さらには中野・練馬・豊島・荒川など周辺上空を飛行する計画です。このため目黒の上空ではスカイツリーよりも低い500メートルから600メートル、空港直近の品川八潮地域ではわずか210~240メートルになります。

【毎日1件以上の落下物】

重大事故につながる落下物は、2009年以降の8年間で437件が確認されています。さらに、共産党国会議員の追求で、昨年11月~今年5月の半年間で部品など219件の落下があったと答弁。この数字から1日1件以上落下物があったと言うことです。昨年大阪で数キロにもなるパネルが落下しましたが、一歩間違えば命に関わる事故でした。

【共産党区議団の提案】
共産党区議団は、低空飛行については議会でも取り上げ、国交省との交渉などにも参加してきました。日本共産党は、次のことを提案しています。
●都心上空を飛行する羽田国際空港機能拡張計画の中止。
●国際線航路の需要に応えるための成田国際空港との分担による枠確保や、地方空港の活用。
●江戸川区上空を飛ぶ飛行ルートの廃止。
●アメリカ軍の管制下におかれ日本の空の安全を脅かしている横田空域の返還。

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