欠陥だらけのマイナンバー 通知も大幅に遅れ

10月下旬から届くといわれていた「マイナンバー通知カード」がいまだ届いていません。目黒区に確認すると、「地方公共団体情報システム機構」での全国発送が遅れているようです。区の担当者は、「発送の20日ほど前にならないとわからない。いつになるか不明」と、区のマイナンバーコールセンターは「早くて11月末から12月になるのでは」と答えました。
「通知カード」は、目黒区の15万世帯に簡易書留で郵送されますが、留守や引っ越しなどで受け取れない区民が膨大に出ることが予想されます。1月の番号制度の開始に間に合うのか疑問です。

・国民に不利益ばかり。中止すべきだ!

「便利になる」と国は言いますが、増税と社会保障解体をすすめる一環での導入です。国民の情報を一元的に管理し、税の徴収を強化する一方で、医療費などの還付は、申請主義で自動的には返しません。個人ごとに医療・介護・年金などを合算し、給付の上限設定を狙っています。さらに詐欺やなりすましや不正アクセスなど悪用も問題です。「預貯金」「検診」まで対象にする法案が成立し、今後民間にも拡大の計画です。この番号制度で3兆円規模の「市場」をIT産業にゆだね、厚労省で汚職も発生しています。
「通知カード」には、「個人番号カード」の申請書が同封されますが、発行は任意です。発行は、必要になった時に考えましょう。

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