目黒区でも同性パートナーシップ条例を!

全国で初めて自治体が同性カップルを公認する制度が5日、東京都渋谷区と同世田谷区で始まりました。
両区は、同性カップルを公的パートナーと認める証明書や公的書類を同日交付しました。

わたしも、今年9月に行われた目黒区議会・決算委員会で、LGBTの問題を取り上げ、世田谷や渋谷で取り組んでいるパートナーシップ条例を目黒でも制定すべきだと区長に質問しました。
目黒区は、渋谷と世田谷の間にあって、中目黒や自由が丘などみてもわかるように、新しい文化と若者が集まる街でもあります。多様な価値観、多様な生き方を肯定し、受け入れられる目黒区がいま求められています。この間、渋谷や世田谷の動きは、セクシュアルマイノリティである当事者が声を上げるとともに、国民の多くが、多様な性、生き方が当たり前に認められる社会を求めているということもあります。わたしの友人で、ゲイを公表している彼がツイッターでこう述べています。

「最近、某テレビ局が同性愛者を取り上げる番組を作りたいとのことで取材を受けたのですが、あまりに僕が異性愛者と特段変わらず生活しているものだから、ディレクターさんが「なんか同性愛者だからって特別に企画を用意すること自体間違ってる気がしてきました」と言われたことが何より嬉しかった」と。これがツイッターで1万六千人にリツイートされ、大変共感を呼んでいます。彼は同性愛者だから特別扱いされることに違和感があると。同性愛者が当たり前に、どこにでもいて、そういう社会の在り方を、多くの人が共感しているのです。

目黒では同性カップルは、高齢者住宅や区営住宅など公的住宅の申し込みができないなど、人権上の問題が放置されています。これは早急に改善が必要です。目黒区も、渋谷や世田谷にならい率先してこうした性的少数者を認め、権利を確立していく必要があります。

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