特養ホーム・認可保育園つくるために区有地売却やめよ! 共産党区議団と独歩の会が共同で予算修正を提案
共産党区議団と独歩の会・生活者ネットは賛成
自民・公明・民主が否決!
日本共産党目黒区議団は、無所属会派と共同で、区有地(JR跡地)を売却せずに、認可保育園と特養ホームの増設を求める予算修正案を区議会に提出しました。3月18日の予算特別委員会で審議されましたが自民・公明・民主により否決されました。JR跡地は、20年前に東京都と目黒区が64億円を使い、福祉のために購入した土地です。目黒区は新年度予算で41億5200万円で売却しようとしています。
区は、「土地がない」からと認可保育園や特養ホームの建設に背を向けています。この間、自民・公明・民主・維新などは「売却せずに活用を」という区民の陳情を反対し否決。もともと福祉のために購入した土地を、大企業のもうけのために転売するなどとんでもありません。
・保育園は待機児1000人以上!大変な事態
4月の認可保育園の入園希望者は、定員の776人に対して1892人。1116人が待機児となり、希望者の6割がはみ出す事態です。23区でも最悪と思われます。
・特養ホームは14年間建設ゼロ!23区中19位
特養ホームの待機者が1000人を超える事態が続いているのにこの15年間建設ゼロ。近隣区と比べても異常です。計画されていた区立第4特養さえ中止し、高齢者人口に対する整備率は23区で19位です。