特養ホーム待機者52万人  —目黒でも1000人

特養ホームへの入所を希望しても入所できない高齢者は、全国で約52万4千人いることが厚生労働省の調査で明らかになりました。
特別養護老人ホームの待機者は、目黒でも常時1000人が入所を待ち続けてる状況です。特養ホームが足りない原因は、特養ホームの整備に国や都が背を向けているからです。国は、特養ホームへの国庫補助の廃止(一般財源化)や施設費への負担を削減。さらに東京都も、特養の整備費補助の削減や特養を整備するための用地費の補助を廃止しました。

多くの高齢者は住み慣れた家で暮らしたいと願っています。しかし現在の介護保険制度では、在宅を支えるための必要な介護を受けることができません。
国は在宅を支える目玉として、24時間・定期巡回サービスを始めましたが、実施した自治体は全国で10%にも達していません。目黒区でも導入はしましたが、利用者が少ないのが現状です。
認知症で一人でくらしている高齢者、高齢者世帯で老健ホームに入って特養ホームの入所を待っているケースなど、深刻な声が共産党に寄せられています。
区は2018年に民間による特養ホームの開設を計画していますが、事態解決には大きな開きがあります。日本共産党区議団は、「待機者アンケート実態調査」を実施します。7月には調査をもとに介護関連の学習会を予定しています。 アンケートへのご協力をお願いいたします。
連絡は松嶋まで。090-9880-4234

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