石原都知事が辞任

10月25日に石原都知事が辞任しました。
大型開発を優先し、社会保障の切り捨てと弱肉強食の経済政策を進めてきた石原氏が都知事を辞任して、国政に進出すると表明しました。
国政に進出しても、国民の利益と真っ向から対立する存在になると思います。

9月に行われた東京都議会の第3回定例会の傍聴にもいってきましたが、石原都知事の話を聞いていつもうんざりするのは、石原都政には夢も希望もなかったということです。たとえば、石原都知事はいいます。「共産党は相変わらず、ばらまき福祉を主張しておりますな。財源となる消費税には反対する一方で、行政への過剰な期待をかき立て、国民に幻想を振りまくのは無責任」だと。東京都の答弁も「今後、急速な少子高齢社会が進む中では、こうした現在の社会保障システムを維持していくことは困難であり、負担と給付のバランスを考えながら、新たな社会保障のありようを形づくっていく」というお決まりの答弁。

この不況下で、年金や給料が下がり、生活苦が増えるなかで社会保障がますます重要になっています。その財源を、くらしや福祉、社会保障の予算を削って捻出しようという石原都政の考え方はじつに貧しい発想ではなかったでしょうか。
わたしたちの展望は、大型開発で、ゼネコンなどに回っている巨額の税金やオリンピックのために積み立てている4千億もの税金を、福祉とくらしの財源にまわせというものです。東京の大開発で儲かるのは一部の大企業であり、その一部の大企業の金儲けのためにわたしたちのくらしの予算、福祉の予算が削られている。未曾有の経済危機のなか、都民の生活苦を省みず、「高福祉=ばらまきだ」と頑迷に主張する石原都知事こそ、無責任な都政の象徴だと思います。このような無責任な政治が、石原氏の国政進出で本格化するというのは、本当におそろしいことだとわたしは思います。

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