目黒区が新年度予算案を発表
住民福祉の向上に資する予算になっているか?
今、目黒区は区民センターの建て替え計画が一旦中断するなど、建築資材や人件費など施設建設コストの想定を超える急騰。さらに今後老朽化する区有施設の更新や、市街地再開発の推進など、長期的ビッグプロジェクトが本格化して巨額のお金がかかることを挙げ、さらなる区有施設見直しや事業の廃止縮小の見直しを加速させるとしています。そうした目黒区の考え方が色濃く反映された新年度予算案になっています。
予算案では、区立学校の建て替えや中目黒駅前、自由が丘駅前再開発などが大きなものです。防災対策として、避難所の簡易トイレの備蓄やトイレトラックなどが盛り込まれました。
4年連続過去最大の予算規模
目黒区の令和7年度(2025年度)一般会計当初予算額は、1,423億円余となっています。これは前年度比で123億円余増の過去最大規模となります。