避難所改善!スフィア基準導入へ
スフィア基準を基にした避難所環境の改善を!
2月18日、私は目黒区の防災対策を強化するために代表質問を行いました。特に、災害時に避難所で過ごす方々がより安心できる環境を作るために、避難所運営における改善を提案しました。
具体的には、スフィア基準という国際的な最低基準を避難所運営に取り入れることを求めました。この基準は、温かい食事の提供やプライバシーの確保など、人権に配慮した避難所運営を実現するための指針です。特に避難所内のトイレについて、女性用トイレの増設や、男女比の見直しなど、避難所での過ごしやすさを向上させるための改善が必要だと訴えました。
私の質問に対して、目黒区はスフィア基準を全て満たす避難所環境を早急に整えるのは難しいものの、その理念を取り入れて避難所の改善を進めると答弁。
避難所トイレについて、その男女比は1対3にするなど、スフィア基準を目安にすること。この内容は今年度改定予定の避難所運営マニュアルにも反映するとのことです。
簡易トイレの購入費補助を!
わたしは在宅避難で利用する簡易トイレの購入費補助を提案。目黒区は「財政負担が大きい」として実施しないと答弁。 品川区では予算6億4千万円をかけて全世帯に携帯トイレを配布するなど、積極的な防災対策が講じられています。
私の提案は、まずは1000世帯限定で、1世帯あたり2,000円の補助を行うことで、200万円で実施が可能です。目黒区はこの程度の補助すらしないというのは、あまりにも消極的です。