民間任せのつけ! 保育所整備計画が大きな遅れ

●来年4月に間に合わない!
来年4月の保育園の第一次募集が始まりました。ところが、目黒区の認可保育園の整備が大幅に遅れています。このままでは来年4月に間に合わず、大幅に待機児が増えることになります。
昨年も3園で180人の定員拡大のはずが、民間任せで地域トラブルや保育士確保ができないなどで、82人分しか確保できませんでした。計画の半分しかできないまま今年の4月を迎えました。 今年は、来年4月に新たに5園、310人分を整備する計画ですが、決まっているのは公有地活用の二か所130人のみ。株式会社など民間賃貸型の認可保育園の募集は1つも整備できていません。だから来年の4月は、このままいけば、今年以上に大変な状況になるんじゃないかと思います。

●私の子も入れない!
わたしも、10月に子どもが生まれ、先日、目黒区に保育園の入所申し込みの書類をもらいにいきました。窓口に座るなり早々に「目黒区は待機児が多く、入ることは厳しい状況です」。わたし自身も認可保育園に入れないことはわかってはいるけど、本当にひどい状況なんだなと改めて痛感しました。そもそも、目黒区が保育園にちゃんとはいれるようにしなければいけないというのは、法律で決まっています。(児童福祉法24条1項) 保育園の待機児を放置し続けてきた目黒区は、保育の実施義務を、完全に投げ捨てています。

●区有施設活用で早急に増設しかない!
これだけ保育園が足りないのに目黒区は経費削減のため、中目黒保育園・上目黒保育園・東山保育園・鷹番保育園4園を順次廃止して、民間に運営させる計画です。公立の保育園はやめて民間に任せていこうという方向です。その結果、今年の4月開園した民間の保育園では、予定した保育士の確保ができず、入所定員の縮小が生じました。公立保育園の廃止で待機児解消に逆行しているのがいまの目黒区です。品川区では大井町に来年4月開園の区立保育園が出来ます。300人大規模区立保育園です。逆に目黒区では区立保育園の廃止。目黒の青木区政は、子育てする父母たちの苦しさに背を向け続けています。これを打開するためにも、来年4月に向けて、目黒区に区有施設の活用で区立保育園の設置がなんとしても必要です。

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