石巻市 支援活動報告 No2

昨日は石巻市の蛇田中央公園仮設住宅で大規模な無料バザーを開催しました。千葉大学や多摩大学から15名以上の若者が、無料バザーのボランティアに参加。全国から集まった支援物資のお米と野菜120人分を用意。納豆屋さんから提供された人数分の納豆も配らせていただきました。今回のバザーでは何か被災者の役に立ちたいという若者がたくさん集まり、物資をひとりひとりに手渡していました。
仮設住宅にお住まいの住民のみなさんからは温かい笑顔があふれました。


【蛇田中央公園仮設住宅でのバザーを開催】


【青年たちが被災者一人一人に支援物資をお渡し】

また、東京中野区から来た美容師2名も、自分たちも何か被災者のお役に立ちたい!との思いから、仮設住宅の集会所で髪のカットのボランティアを行ないました。約50名の住民がお越しになり、カットを終えた住民からは次々と「ありがとう!うれしい」という感謝の声をいただきました。


【仮設の集会所で、美容師さんによるヘアカットのボランティア】

仮設住宅では被災者の方から、くらしの悩みや要望の聞き取りを行ないました。被災者の声を、政治に反映させ、被災者の立場で復興を前に進めなければなりません。とくに住宅ローンの問題や、自宅が壊されこれからどこに住んだらいいのか、という住宅の悩みが多かったです。


【津波で自宅を流されたという被災者の方から話を聞きました】

家を建て替えしたばかりなのに、津波で家が全壊。津波が引いてしばらくして家に戻ると、居間には知らない方の遺体があったそうです。地盤沈下しているし、もう自宅に戻ることはできない。自分の土地は、国が津波被害のメモリアル公園にするらしいが、国からは代替地などの説明はほとんどない。新しい土地で家を建てたいが、お金もなく見通しが全然見えない。国は早く方向性を示してほしいと話しています。今の生活も、仮設に入ることはできたが、年金暮らしで生活が厳しい。住宅ローンが残っているのに昨日銀行からローンを返済しろといわれた。一体どうしたらいいのか、と本当に切実なお話をしていただきました。

仮設住宅も、住みよい環境とはいえません。物干しスペースが小さい。物が置けない。雨が吹き込んでくる。これから冬になるが、壁に断熱材がなく、水道管が凍結したり、暖房の問題にみなさん不安を抱えていました。雨が降ると床が波打つなど、仮設住宅の粗悪さがわかりました。高齢者や障害者も多く、手すりやスロープを取り付けてほしいという声も切実でした。
住民が、市役所に相談にいくと、ほとんど相手にしてもらえなかったそうです。「仮設だから仕方ない、2年で出て行ってもらうのだから」というような対応。役所は仮設だから「がまんしろ」といっているようなものです。被災者のみなさんは本当にいま「がまん」しています。
これが被災者の実情です。


【被災者ひとりひとりから実情をうかがう青年】

こういう被災者の生の声を政治に反映させるために、みんなで力を合わせがんばっていきたいと思います。

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