総選挙がおわりました

12月16日投開票で衆議院選挙がおわりました。共産党は議席倍増にむけて奮闘しましたが、結果は9議席から8議席への後退となりました。
わたしも東京5区の三浦岩男候補とともに奮闘しましたが、三浦さんを国会へ送ることができませんでした。とても残念です。
比例代表でも躍進ならず東京ブロックでは現有1議席にとどまりました。
みなさまのご期待に応えられなかったこと、申し訳ありません。

衆議院と都知事選挙を戦って、多くの市民のみなさんから共産党に期待する声を寄せてもらいました。
わたしが街頭で訴えていると、女子高生数人が大きな声で「消費税増税はいやです!がんばってくださーい!」という激励をもらったり、「期日前投票にいってきたよ。共産党に期待しています」というあたたかい声をかけてもらいました。こうした激励にはほんとうに励まされました。
宣伝カーにのっていると沿道からたくさんの手振りをいただき本当に感激です。

選挙の結果は、自民・公明両党が、320を超える議席を獲得しましたが、自民党首脳陣も認めているように、自民党への期待というよりも民主党のみじめな政権運営に対する批判票だったと思います。わたしは、民主党の最大の失敗は、公約違反の消費税増税や、原発再稼働など、財界いいなり政治という国民不在の腐りきった政権運営にあると思っています。さらにTPP加盟やオスプレイの配備でも、国民の多くが反対しているにもかかわらずアメリカのいわれるがままに国民を危険にさらしています。まさにアメリカの奴隷です。こういう政治を続けていれば、国民が政治に対する怒りや政治不信をますます募らせていくでしょう。

今度の自公政権も、国民が期待している消費増税ノーの声や、原発ゼロの願いに解決を示していません。自民党総裁の安倍氏はさっそく財界詣を行ってTPP推進や、金融緩和、公共事業のばらまきを約束しています。こういう古い自民党型政治が過去に何をもたらしたか。国民のくらしや長引く不況をますます悪化させてきたのではなかったでしょうか。安倍氏の政策は一度失敗した道です。また同じように失敗するのは目にみえています。そのときに国民の大きな怒りは再び、かつての政権交代のときのように自公政権へ向かいます。こうした国民の怒りは、まさに原発再稼働反対の運動や消費税増税反対の運動、TPPに反対する運動などの大きな国民運動として、自公政権の前に立ちあらわれてくると思います。
私たち日本共産党は、こうした国民運動と共同して、財界やアメリカのためではなく「国民のための政治」実現するために全力をそそぐ決意です。
わたしも古い自民党型政治を打破するためにがんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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